れんつのゲーム語り部屋
やったゲームなどのレビューや感想なんかを自由に語っています~。
2016
■ダークソウルの対人をメインとしたゲームが遊びたい?
ならフォーオナーをプレイしよう。
人類が滅亡してから1000年後。ナイト、ヴァイキング、侍が勢力を取り戻しつつある世界。
荒廃したこの世界であなたは彼らの一員となり戦争に身を投じる。
その触れ込みのように、プレイヤーである我々はナイト、ヴァイキング、侍の中からお気に入りのキャラクターを選んで戦いに参加する。
中世ヨーロッパ的な世界観が好きな私は、始めナイトであるウォーデンを選んで遊んでいた。
甲冑のガチャガチャという音、ひらひらと美しく舞うスカート、リアルで重みのある操作性はこの世界への没頭感をより有力なものに仕上げている。
ドミニオンと呼ばれるゲームモードは4対4のチーム戦だ。
攻城戦として3ヶ所の拠点を奪い合いながら敵を倒し、1000ポイントを先取した陣営の勝利だ。
私は戦場にある拠点を奪取するため城壁の周りを歩いていた。すると、同じく拠点を目指している敵のナイトと偶然出くわす。
お互い相手をターゲットしたまま、しかし剣は構えたまま一歩も動かない。
まるで互いの挙動を読み合っているような駆け引きだ。ダークソウルで度々味わったあの緊張感がここにあった。
こちらが構えを解いた途端、相手は素早くこちらにタックル。よろけた私は一方的に攻撃を受けてしまった。
しかし攻撃の途切れるタイミングを狙ってこちらもタックル。よろけた相手を崖際で斬り、奈落の底へと落とすことができた。
そして拠点を奪取することに成功した。
またある時では1対1で斬りあっているところに私の仲間が応援に駆けつけ敵の背中に大きな一撃をかますといったこともあった。
逆もまた然りで敵3人が一度に押し寄せボコボコにリンチされることもあった。
ナイトならオールラウンダーに、ヴァイキングなら力強く、侍なら機敏に。
それぞれ特徴を活かした戦いが戦場では繰り広げられている。
戦いが終わると多様な武器や撃破報酬が貰え、キャラクターのカスタマイズに独特な味わいを加える。
騎士勢力に所属するヒーロー“The Warden”にフォーカスしたコスプレガイドを例に見てみよう。
夢中で遊んでいるうちにカスタマイズできる装備品が増えていき、どんどん自分だけのキャラクターを作ることができる。
男女も選択することでき、またキャラクターはいつでも好きなときにチェンジすることができる。
私は前述の通り最初はナイトのウォーデンを選んでいたが、途中から侍の大蛇と呼ばれる機敏でカウンターが得意なキャラクターを好んで遊んでいた。
■残念な点もいくつか存在する。
まず操作方法が容易ではない。
相手を見つけたらいちいちガードボタンでロックオンしなくちゃいけないし、
ガードもただガードするだけでなく斬りかかってくる方向にガードを合わせなくちゃいけない。攻撃は相手の隙を見て瞬時に突くことが重要になってくる。ガード崩しや投げ技といった要素も数多く、キャラクターによってはカウンターも存在する。
非常に高度な読み合いを必要とされるまさに対人仕様の操作方法だ。
決して無双シリーズのような爽快感溢れるタイプではないことに注意したい。モンスターハンターのような重みのあるもっさりとした操作感だ。
これを絶妙とするか微妙とするかは評価が別れるところだ。
最大でも4対4のゲームモードで対人に集中できるという環境が、かろうじてこの操作性を許しているという感じがした。
またその対人に特化した特徴ゆえか、戦場がとても静かである。
アルファ版で選べたドミニオンと呼ばれるゲームモードがおそらく最大人数で遊べるゲームモードだが、4対4と人数は多くない。
戦場マップもこじんまりとした箱庭でスケールが小さい。一戦一戦がそれほど長時間でないのは人にとっては有難いかもしれないが、
バトルフィールドのように大人数で戦国時代のようにプレイヤーたちで大合戦ができると思っていると肩透かしを喰らうだろう。
■総評
フォーオナーはアルファ版の現時点でダークソウルの対人をメインとしたような無骨な世界観でロマン溢れるゲームだ。
武器や防具を自由にカスタマイズし戦場を駆け抜けるのはこのゲームを何回もプレイする気にさせてくれる。
その一方で、静かな戦場や複雑な操作方法がこのゲームを地味な印象に仕立て上げている。
それら地味な要素をあえて良しとするならば、このゲームは最高の一作になるだろう。
個人的にこのシステムでストーリーのあるRPGだったらと思わずには居られなかった。
今後に期待したい。
発売は2017年の2月を予定している。
迷っている方はトレーラーを見てみよう。私はこれを見て今回のアルファ版をより触れてみたくなった。
アルファ版は10月24日(月)までプレイできる。
今回のアルファ版の詳細はこちら。
フォーオナー公式HPはこちら。
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その存在は謎である。
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